2017.1.25

2017.3.4 「放射性物質の野生生物への影響に関するシンポジウム」開催のお知らせ

お知らせ

放射性物質の野生生物への影響に関するシンポジウム
-福島の生きものは今:現在、そしてこれからを考える-


■企画趣旨


原発事故によって生じた自然環境への影響について、放射性物質の野生生物への影響に関する研究成果が徐々に明らかになってきた。
そこで最新の研究結果を紹介するとともに、自然と社会とは一体であるとの観点から、併せて被害を受けた地域社会からの声、及び環境教育への取り組みの声を発信することで、自然環境と社会とのつながりの観点も含めて放射性物質のもたらす様々な影響や課題について広く理解を深めることを目的として本シンポジウムを開催する。

■内容


・日 時:2017年3月4日(土)10時~17時30分
・会 場:法政大学 市ヶ谷キャンパスゲート棟 G402教室
・対 象:自然・社会への放射能影響に関心のある一般・学生・関係者・専門家など
・参加費:無料
・主 催:(公財)日本野鳥の会、法政大学人間環境学部

■プログラム(予定)

10:00-10:05挨拶、趣旨説明(日本野鳥の会 佐藤 仁志理事長)5分
10:05-12:00福島の生きものの記録シリーズ(第4:群像舎・岩崎 雅典監督)上映
  • トークショー:岩崎 雅典監督、日本野鳥の会 遠藤 孝一理事
  • 12:00-13:00休憩
    13:00-15:15野生生物への影響に関する研究報告
  • 石田 健氏(東京大学:「放射線についてと福島での調査結果」)
  • 山本 裕氏(日本野鳥の会:「ツバメの白斑とカラ類の巣材汚染について」)
  • 鈴木 譲氏(東京大学名誉教授:「コイへの蓄積と免疫系への影響」)
  • 山田 文雄氏(森林総合研究所:「小型哺乳類への蓄積」)
  • 西海 功氏(国立科学博物館:「フクロウへの蓄積」)
  • 15:15-15:30休憩
    15:30-17:20福島の現状についての報告
  • モデレータ:高田 雅之(法政大学人間環境学部)
  • 稲葉 修氏(南相馬市立博物館:「失われていく里山と伝統について」)
  • 弦間 一郎氏(フォレストパークあだたら)
  • 松村 直登氏(富岡町在住:「寸断された地域の絆、つながり」)
  • パネリスト:石田健氏、稲葉修氏、松村直登氏、長渡真弓氏、山本裕氏
  • 17:20-17:30総括挨拶(日本野鳥の会 佐藤 仁志理事長)