2017.2.28

2017.4.8-9 首都圏から被災地「ふくしま」を知り、エネルギー需給のあり方について考える ~福島さくらツアー2017~

お知らせ

首都圏から被災地「ふくしま」を知り、エネルギー需給のあり方について考える
~福島さくらツアー2017~


東日本大震災・福島第一原発事故が起きてから6年が経過しようとしております。

一部の町村において避難指示が解除されているものの、放射線量、家屋の修繕、はたらく場、農地荒廃、子どもの通学、買い物、医療・介護、家族離散、地域コミュニティ崩壊など多くの課題をかかえ、約7~8万人にも上る被災者の方々はいまだ故郷(ふるさと)へ戻れず、先行きの見えない避難生活を続けております。

その一方で、これまで私たちは“安価で、安定した、低炭素な電力”の恩恵を授かりながら経済発展を遂げ、豊かな生活を手に入れてきました。それにもかかわらず、時間の経過とともに事故の甚大さ、悲惨さ、またそこから得られた教訓、電気やエネルギーの尊さが風化されつつあるように感じます。

ぜひ一度ふくしまへ足を運び、この現実を一人でも多くの方々に知っていただき、持続可能な社会について考えることを目的にこのツアーを計画いたしました。


日  程  2017年4月8日(土)~9日(日) 一泊二日
JRいわき駅 11:00集合
募集人数  先着15名(締め切り3月26日)
費  用  おひとり 15,000円(夕食・朝食つき)
宿泊場所  いわき湯本温泉「古滝屋」

主なスケジュール(いわき駅からマイクロバスで移動)


<1日目>
いわき駅(11時集合)== 昼食@復興商店街(「浜風商店街」) ==
久ノ浜沿岸部 == 広野火力発電所・Jヴィレッジ ==
(広野IC)>> 常磐自動車道 >>(浪江IC)
浪江町中心市街地(4月避難指示解除予定) == 
双葉町・大熊町(帰還困難区域) == 桜トンネル(富岡町夜ノ森) ==
洋上風力発電
楢葉町・広野町(避難指示解除区域)== いわき市内(宿泊地)

ドローン(無人航空機)で桜の開花状況や帰還困難区域等の撮影。
宿で撮影したものを見ながら、本日の振返りを行います。


<2日目> 井戸沢断層(4.11痕跡) == 柿の沢水力発電所 ==
みろく沢炭鉱資料館 == 沿岸部防潮堤造成地 ==
昼食@復興商店街(「とよマルシェ」) == 小名浜らら・ミュウ(お土産)==
小名浜メガソーラー・石炭貯炭場
いわき駅(16時 解散予定)

○その他注意事項

(放射線量等)
ガイガーカウンターを事務局でご用意させていただき、各所で放射線量を提示させていただきます。また、各所においてモニタリングポストが設置されておりますので、その都度数値を提示させていただきます。

建設現場、浜辺、山林への立入り、「帰還困難区域」を通行することになります。通過は数分間になりますが、砂ほこりや放射線が気になる方は各自マスクや手袋等をご用意されることをおすすめします。

(保険)
健康保険証をかならず持参して下さい。
国内旅行向けの(掛捨て)簡易保険(数百円)に入ることもおすすめします。

(服装・所持)
動きやすい服装、靴をおすすめします。華美な服装はなるべく避けること。
気候が不安定な時期ですので、雨具(折りたたみカサ)や防寒着のご用意。
地元の方、被災者の方、参加者どうし等と情報交換する機会がありますので、ご自身のお名刺や連絡先のわかるものをご用意されることをおすすめします。

参加人数により費用および宿泊地等が変更する場合や当日の天候や現地の状況等により行程が変更されることがありますので、ご了承下さい。変更がある場合、その都度相談させていただきます。

○関連する資料

ふくしま復興ステーション
「放射線の影響がわかる本」
放射線に関する質問(資源エネルギー庁)
福島県富岡町 さくら情報

お申込みは別紙お申込書を下記へお送りいただくようお願い申し上げます。
個人情報の取得、利用にあたっては、その利用目的を特定することとし、特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)はいたしません。

(お申込み・お問い合わせ)


法政大学人間環境学部同窓会事務局
高崎 大輔(5期)
電話・FAX 044-861-1171
携帯電話   090-3906-2973
E-mail takasaki.3cats@fmail.plala.or.jp

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    高崎 大輔(5期)