2017.6.24

2017.7.1 第14回 法政大学・人間環境学特別セミナー「ドキュメンタリー映画を見て、震災後の日本社会を考える」

お知らせ

第14回 法政大学・人間環境学特別セミナー
ドキュメンタリー映画を見て、震災後の日本社会を考える


法政大学人間環境学部は、震災後の日本社会の姿について考える取り組みをこれまで続けてきています。なかでも、人間環境学特別セミナー「とにかく考えてみよう」は、ドキュメンタリー映画を見て、教職員と学生、一般の参加者がともに議論する催しです。第14回目の今回は、フランスにおけるムスリム系マイノリティに対する人種差別とフランス社会に特有の問題であるライシテ、そして女性解放というテーマをあつかった映画『スカーフ論争――隠れたレイシズム』をとりあげます。

第二次世界大戦後、フランスには大量の移民労働者が、北アフリカから数多くやってきました。その後、「移民第二世代」が現れ、学校にイスラミック・スカーフを着用して登校する生徒も現れました。ところが、フランスにはライシテ(=非宗教性、政教分離)と呼ばれる原則があり、「公立学校でイスラミック・スカーフを着用することは、政教分離の原則や男女平等の原理に反する」という理由で、次第に大きく問題視されるようになりました。しかし実は、この「スカーフ問題」には、階層格差の拡大や雇用の不安を背景にしたマイノリティ(とくにムスリム系マイノリティ)への差別構造が大きく横たわっているのです。

一方、日本社会における今後のダイバーシティの実現を考えると、今回のテーマはけっして無縁ではありません。そこで、本作を鑑賞しながら、これらの問題を皆さんと一緒に考えることができたらと思います。

『スカーフ論争――隠れたレイシズム』(ジェローム・オスト監督:2004年仏)
上映会とディスカッション

*** プログラム ***

14:45 開場
15:15 開会・趣旨説明
15:30 上映開始(約75分)
16:45 休憩
17:00 ディスカッション――司会:竹本研史(法政大学人間環境学部)
18:00 閉会

日 時: 2017年7月1日(土) 15:15~
場 所: 法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー3階 マルチメディアスタジオ
入場料: 人間環境学部学生は無料、一般の方は300円(ただし、震災復興支援のため全額寄付します)
主催: 法政大学人間環境学部・人間環境学会(担当:武貞、竹本、西城戸)
E-mail: kenji77@hosei.ac.jp
Tel: 03-3264-4955

※本映画作品については、下記のホームページを参照: http://vpress.la.coocan.jp/scaf.html
※会場については大学HPを参照してください:
http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/ichigaya.html