2017.10.18

2017.12.16~17「Fukushima Hamadori Winter-tour 2017」開催のお知らせ

お知らせ

【同窓会企画】

首都圏からエネルギーの故郷”ふくしま”を知り、エネルギー需給のあり方を考える

- Fukushima Hamadori Winter-tour 2017 -


東日本大震災・福島第一原発事故が起きてから6年と約7カ月が経過しようとしております。

一部の町村において避難指示が解除されているものの、放射線量への不安、家屋の修繕、はたらく場、農地荒廃、鳥獣被害、子どもの通学、買い物、医療・介護、家族離散、地域コミュニティ崩壊など多くの課題をかかえ、約7~8万人にも上る被災者の方々はいまだ故郷(ふるさと)へ戻れず、先行きの見えない避難生活を続けております。その一方で、これまで私たちは“安価で、安定した、低炭素な電力”の恩恵を授かりながら経済発展を遂げ、豊かな生活を手に入れてきました。それにもかかわらず、時間の経過とともに事故の甚大さ、悲惨さ、またそこから得られた教訓、電気やエネルギーの尊さが風化されつつあるように感じます。

ぜひ一度ふくしまへ足を運び、この現実を一人でも多くの方々に知っていただき、持続可能な社会について考えることを目的にこのツアーを計画いたしました。




日  程・・・2017年12月16日(土)~17日(日) 1泊2日
       JR常磐線 いわき駅 10:30集合

募集人数・・・先着15名 

費  用・・・会員15,000円 / 非会員17,000円 (予定)
       (参加人数により変更する場合があります)

宿泊場所・・・いわき湯本温泉「古滝屋」

主なスケジュール(いわき駅からマイクロバスで移動)
※行程は現在、調整中です。近日HPでご案内いたします。




<1日目>

JR常磐線 いわき駅(10:30集合、時間厳守)

[昼食] 被災地仮設商店(予定)

広野工業団地 == 広野火力発電所・Jヴィレッジ・洋上風力発電所
広野IC >> 常磐自動車道 >> 浪江IC
浪江町市街地・復興商店街・沿岸部:請戸地区(今年3/31避難指示解除) == 双葉町・大熊町(帰還困難区域) == 富岡町市街地(今年4/1避難指示解除)

[宿泊先] いわき湯本温泉 福島県いわき市常磐湯本町三函208
[夕食] 食事処「おかめ」(湯本駅前)予定 




<2日目>

みろく沢炭鉱資料館 == 白水阿弥陀堂 == 市内仮設住宅 == 沿岸部防潮堤造成地 == 小名浜漁港「ら・ら・ミュウ」 == 小名浜メガソーラー発電所(日本化成) == 石炭ヤード == 常磐共同火力発電所(石炭専焼炉) == 四時ダム小水力発電所

JR常磐線 勿来駅(16:00解散予定)
16:37 特急ひたち22号 品川行   
18:01 特急ひたち26号 品川行 




〇注意事項

【放射線量等】
ガイガーカウンターを事務局でご用意させていただき、各所で放射線量を提示させていただきます。また、各所においてモニタリングポストが設置されておりますので、並行してその都度数値を提示させていただきます。
建設現場、浜辺、山林への立入り、「帰還困難区域」を数分間通過することになります。
砂ほこりや放射線が気になる方は各自マスクや手袋等をご用意されることをおすすめします。

【保険・常備薬】
健康保険証をかならず持参して下さい。
国内旅行向けの(掛捨て)簡易保険に加入いたします。
常備薬(山間部に薬局はありません)

【服装・所持】
動きやすい服装、靴(シューズ)、雨具(折りたたみ傘)、防寒着ほか。
地元の方、被災者の方、参加者どうしと情報交換する機会があります。
ご自身のお名刺や連絡先のわかるものをご用意されることをおすすめします。


当日の天候や現地の状況等により行程やコースが変更されることがありますので、その場合はご了承下さい。変更がある場合、その都度事前に相談させていただきます。

お申込みは、お名前・ご住所・電話番号・メールアドレスをご記入のうえ下記までお送りいただくようお願い申し上げます。個人情報の取得、利用にあたっては、その利用目的を特定することとし、特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)はいたしません。




【お申込み・お問い合わせ】
高崎 大輔(人間環境学部 5期)
電話・FAX 044-861-1171
携帯電話 090-3906-2973
E-mail takasaki_d@yahoo.ne.jp

後日、詳しい情報はHP「法政人間環境倶楽部」でご案内いたします。

20171216案内チラシ
申込書docx
申込書pdf

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高崎 大輔 人間環境学部 5期