2018.3.19

開催案内:首都圏からでんきの故郷「ふくしま」を知り、生産と消費のあり方を考える。〜福島さくらツアー2018〜

お知らせ

同窓会企画

首都圏からでんきの故郷「ふくしま」を知り、生産と消費のあり方を考える。

〜福島さくらツアー2018〜


いわき暮らしの伝承郷

東日本大震災・福島第一原発事故が起きてから7年が経過しました。

一部の町・地域を除き避難指示が解除されているものの、放射線量への不安、家屋の修繕、 はたらく場、農地荒廃、子どもの通学、買い物、医療・介護、家族離散、地域コミュニティ 崩壊など多くの課題をかかえ、約5万人の被災者は先行きの見えない避難生活を続けています。 また帰還することを断念し、あらたに土地を取得し移転される方も少なくありません。

その一方で、これまで私たちは“安価で、安定した、低炭素な電力”の恩恵を授かりながら 経済発展を遂げ、豊かな生活を手に入れてきました。それにもかかわらず、時間の経過ととも に事故の甚大さ、悲惨さ、またそこから得られた教訓、電気やエネルギーへの尊さが風化され つつあるように感じます。

ぜひ一度ふくしまへ足を運び、この実態を一人でも多くの方々に知っていただき、持続可能な 社会について考えることを目的にこのツアーを計画いたしました。

■日  程  2018年4月14日(土)〜15日(日) 1泊2日
       JR常磐線いわき駅 10:30集合
■募集人数  先着15名 (締め切り4月1日)
■費  用  おひとり 15,000円(朝食つき)
■宿泊場所  いわき湯本温泉「古滝屋」

■主なスケジュール(いわき駅からマイクロバスで移動) <1日目> 予定
いわき駅(10:30時集合)== 昼食 食堂「からすや」@久ノ浜 == 久ノ浜沿岸(防潮堤造成工事) == 広野駅前商店街 広野火力発電所 Jヴィレッジ (広野IC)>> 常磐自動車道 >>(浪江IC) 浪江駅前商店街 == 復興商店街(なみまるしえ) == 請土地区(沿岸地域) 双葉町・大熊町(帰還困難区域)== 桜トンネル(富岡町夜ノ森) == 富岡駅前(公営復興住宅等) (広野IC)>> 常磐自動車道(いわき湯本IC)
【宿泊地】 「古滝屋」 到着17:30

<2日目> 予定
井戸澤断層(田人町) == 四時(しとき)ダム・水力発電所 == 勿来(なこそ)共同火力発電所 == 小名浜メガソーラー・石炭ヤード 小名浜らら・ミュウ(お土産) == 昼食@復興商店街(「とよマルシェ」) == 防潮堤造成地・塩屋埼灯台 == 大堀相馬焼・陶吉郎窯(今年4月OPEN) 
【解散】いわき駅(16時予定)

■その他注意事項
(放射線量等)
ガイガーカウンターを事務局でご用意させていただき、各所で放射線量を提示させていただきます。
また、各所においてモニタリングポストが設置されておりますので、並行してその都度数値を提示させていただきます。

建設現場、浜辺、山林への立入り、「帰還困難区域」を数分間通過することになります。
砂ほこりや放射線が気になる方は各自マスクや手袋等をご用意されることをおすすめします。

(保険)
健康保険証をかならず持参して下さい。
国内旅行向けの(掛捨て)簡易保険(数百円)に入ることもおすすめします。

(服装・所持)
動きやすい服装、歩きやすい靴をおすすめします。
気候が不安定な時期になります。雨具、帽子、防寒着を忘れないように。
地元の方、被災者の方、参加者どうしと情報交換する機会があります。
ご自身のお名刺や連絡先のわかるものをご用意されることをおすすめします。

参加人数により移動手段等が変更する場合や当日の天候や現地の状況等により行程が変更されることがあります。
あらかじめご了承をお願いします。
変更がある場合、その都度事前に相談させていただきます。

お申込みは別紙お申込書を下記へお送りいただくようお願い申し上げます。
個人情報の取得、利用にあたっては、その利用目的を特定することとし、特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)はいたしません。


(お申込み・お問い合わせ)
法政大学人間環境学部同窓会事務局
担当  高崎 大輔 (5期)
電話・FAX  044-861- 1171
携帯電話   090-3906-2973
E−mail  takasaki.3cats@fmail.plala.or.jp
添付書類
案内チラシ
参加申込書(Word)
参加申込書(pdf)

▶︎レポーター

高崎 大輔 人間環境学部5期 人間環境学部同窓会 副会長 校友会