お知らせ
第22回「人間環境学特別セミナー:とにかく考えてみよう(トニカン)」
トークショー「チェルノブイリ、福島、ウクライナの現在:菅谷昭先生をお迎えして」
先日当HPにて紹介した標題イベント(詳細は【訂正版のイベント案内】をご覧ください)ですが、法政大学のコロナ感染予防対策の観点から、外部の一般参加の方についてはオンラインでの参加をお願いせざるを得なくなりました。当日大学構内で参加が可能なのは学生、教職員のみとなります。
― 6月29日までの段階で担当者にお申し込みいただいている方については、担当者からオンライン参加の案内がメールされます。
― 当日都合がついたら参加しようと考えているなど、現段階でお申し込みいただいていない方については、大変恐れ入りますが、7月1日(金)中に末尾の担当者までメールでご連絡ください。オンライン参加のご案内をいたします。
事前のお申し込みなく、当日大学にお越しいただいても、ご参加いただけません。誠に恐れ入りますが、なにとぞよろしくご了承くださいますようお願いいたします。
担当:吉永明弘(法政大学人間環境学部教員) ayoshi1976〔at〕hosei.ac.jp (atのところを@にしてください)
====[訂正版のイベント案内](訂正内容については、上記の通りです。)====
法政大学人間環境学部では、2011年の東日本大震災以来、教職員と学生の共同企画として、「法政大学・人間環境学特別セミナー:ドキュメンタリー映画を見て、震災後の日本社会を考える(通称「トニカン」)」という催しを続けています。エネルギー問題について、地域社会のあり方について、持続可能な社会の可能性について、ともに議論しようという催しです。
通常は、ドキュメンタリー映画を見たあとでゲストとともに議論するというスタイルをとっていますが、今回は、松本大学学長の菅谷昭(すげのや あきら)先生をお招きして、菅谷先生に学部教員の吉永明弘と金光秀和がお話をうかがうという形で実施します。
トニカンは、2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故の衝撃によって始まった催しです。30代以上の教員にとっては、311はつい最近の出来事のように思われますが、10代・20代の学生たちにとって、311は小学生のときの出来事です。1986年のチェルノブイリ原発事故にいたっては、社会科で習う「歴史上の事件」という認識だと思われます。
そういった中で、企画担当者(吉永)は、チェルノブイリ原発事故や福島第一原発事故について実感的に把握してもらうために、NHKで放映されたドキュメンタリー番組『プロジェクトX 挑戦者たち チェルノブイリの傷 奇跡のメス』のDVDを授業で流しています。これを見ると、原発事故の影響、特に放射線被ばくの健康影響についてよく理解できます。このドキュメンタリーの主人公が、今回お招きした菅谷昭先生です。
菅谷先生は、甲状腺疾患を専門とする外科医です。チェルノブイリ原発事故後にベラルーシにわたり、子どもたちの甲状腺がんの治療に尽力されました。その経験から、福島第一原発事故についても積極的に発言を続けられています。
今回は、菅谷先生に、「(1)チェルノブイリ原発事故後の被害の実態」「(2)それが福島第一原発事故後の日本に与える示唆」「(3)チェルノブイリのあるウクライナとベラルーシの現状」についてお話をうかがいます。
菅谷先生の活動は、NHKでも取り上げられました。以下をご参照ください。
「NHKアーカイブス」https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010634_00000
参加にあたっては、事前に ayoshi1976〔at〕hosei.ac.jp (人間環境学部専任教員、吉永明弘)までご連絡いただけますと助かりますが、飛び入りの参加も可能です。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
開催内容
開催日時・場所
登壇者
その他
申込先・問合わせ先
ayoshi1976〔at〕hosei.ac.jp (人間環境学部専任教員、吉永明弘)
※〔at〕を@に置き換えてください。
▶︎レポーター
法政大学 人間環境学部